時代を彩った出土品からわかる「かながわ」の古代社会
日本の律令(律：刑法、令：行政法・民法等)は、中国から導入される7世紀後半以降、社会に大きな変革をもたらしました。都が整備され、地方でも役所が築かれるようになった律令の時代は、まさに新しい社会が華ひらいた時代でした。

本展示では、飛鳥・奈良・平安時代の遺跡についてとりあげ、神奈川県内で律令制度がどのように浸透していったのかを考古学的な成果から明らかにします。また、平成26年度に国の史跡に指定された茅ヶ崎市の「下寺尾官衙遺跡群」とその周辺の遺跡などに焦点を当て、郡家が地域に造営された背景についても考察します。
時代を彩った優品からわかる古代「かながわ」の情景を、ぜひご覧ください。

開催期間

令和5年12月16日（土）〜令和6年1月24日（水）
9:00〜17:00（最終入館16:30）

会場

茅ヶ崎市博物館（茅ヶ崎市堤3786–1)

休館日

月曜日（1/8は開館）、12/27〜1/4、1/9

入館料

入館料及び観覧無料

関連イベント

展示解説
　日時　令和5年12月23日(土)、
　　　　令和6年1月6日(土)
　　　　両日とも11:00–11:30/14:00-14:30
　会場　茅ヶ崎市博物館　企画展示室
　定員　30名
　当日先着順
　（開始15分前に会場にお集まりください。)

講演会　なぜ「律令」国家なのかー都城・王宮・山城から見えてくる日本列島古代中央集権国家構築の真実ー
　講師　井上　和人
　　　（奈良文化財研究所 名誉研究員）
　日時　令和6年1月13日(土)
　　　　14:00-16:00
　会場　茅ヶ崎市コミュニティホール
　定員　200名（応募者多数の場合は抽選）
　申込　令和5年10月30日(月)〜11月30日(木)の期間内にeｰkanagawa電子申請システムまたは郵送にて申込。
　　　　※詳細は下記リンクをご確認ください。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/ar3/evt/e7388539.html

※その他の関連イベントについては、チラシをご覧ください。

チラシはこちら

その他

【横浜会場】神奈川県立歴史博物館での展示は、令和6年2月3日(土)から3月6日(水)までの日程で開催されます。

(展示に関する詳細・お問い合わせ)
神奈川県埋蔵文化財センター
電話　045−252−8661（平日9:00〜17:00）