藤間家住宅主屋
文化財
藤間家は江戸中期から名主を務めた豪農で、廻船業も手がけていました。棟札によると、昭和7年の建築で、設計は西村建築株式会社、棟梁は石井兼吉で、建設時の図面や書類が残されています。建物は敷地の中央に東面し、洋間は玄関南脇のみに配していますが、北脇の和室を含む東立面全体は下見板張の洋風意匠で統一されており、その他は、簓子(ささらこ)下見板張りとして和洋の意匠を対比的に採用しています。平面は中廊下の前後に居室を並べており、設計者西村伊作の作風の一端を示す近代住宅です。平成29年7月に、敷地と共に市に寄贈され、現在は民俗資料館旧藤間家住宅として開館し、外観が公開されています。