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田舟

解説

田舟は、フカッタ(深田)や湿田で、田植えや稲刈りの際に苗や稲を載せ、人が引いて運搬するのに用いられました。長方形の箱型舟であり、前後とも少し反り上がっています。前後・左右が同じ形をしているため、どの方向にも押したり引いたりすることができます。古くは弥生時代から使われていました。一般的に、田舟は、明治時代以降、湿田が乾田になっていくなかで次第に使われなくなっていきますが、茅ヶ崎市域の場合には湿田が残り続けた地域が多かったため、戦後になっても使われることがあったようです。

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