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繭秤

解説

繭秤は、「懐中秤」とも呼ばれる棹秤の一種で、養蚕のなかで、繭などの重さを計るために使われた携帯用の天秤です。棹には目盛りがついており、分銅とともに木製の容器に収められていました。5匁(もんめ、現在の約19g)以下のものを計るときに使われました。棹に取りつけた取手の紐を支点として、先端から吊るした皿に繭などを載せ、他の側には分銅を吊り下げて、分銅を左右にずらして水平を保つ位置の目盛りを読み取ります。

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